
#49 論よりも 現場第一 リサイクル
もったいないという意識から燃やしてエネルギー回収するよりも
マテリアルリサイクル優先の考え方があります。環境や経済性といった
総合的に判断するためにマテリアルリサイクルの現場に赴き自分の目で
確かめ、判断することが望ましいと思われます。「もったいない」という
感覚は非常に大事なのですが、「何がもったいないのか」を突き詰めることが
求められているように思います。機会があればぜひ現場に足を運んで
考えてみてください。

#50 分けすぎも コストがかかる プラスチック
家庭等から出るごみを、資源抑制のため分別するのは環境意識を
高める効果もあります。一方、細かく分別することになっている場合
(自治体によって分別収集方法等は異なっています)、その回収コストや
分別の行く末も気になります。またプラスチックごみの場合、マテリアル
リサイクルでの品質を上げるためには例えば、ポリエチレン製のものや
ポリプロピレン製のものなどに分ける必要があり、精度を上げるため近
赤外線分離機や様々な機器を導入して選別にかけることがあるようです。
費用対効果、取組むことへのやりがいなど総合的に考えることも
必要と思われます。
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